iPhoneを初期化するとどうなるのか?試したことがない方は不安ですよね?
iPhoneを初期化すると、iPhoneの中は購入したときと同じ状態になり、個人的なデータは残りません。
つまり、そのまま売却したり、譲渡が可能となります。
といっても詳細を知りたい方が多いと思いますので、注意事項を含めご紹介いたします。
iPhoneを初期化すると何も残らないのでそのまま譲渡or売ることができる
iPhoneを初期化すると何も残らないのでそのまま譲渡or売ることができます。
- 「新しいiPhoneのモデルが出たし、今のiPhoneをメルカリにでも出そうかな」
- 「動作が重くなって電池もすぐなくなるから一度すべてを消してスッキリさせたい」
このようなときにiPhoneの初期化は有効です。
中身が工場出荷時の状態になるので、売るにもあげるにもプライバシーの心配はありません。
また不要なアプリやデータを強制的に削除できるので、古いiPhoneの延命にも利用できます。
iPhoneを初期化するときの注意事項:選ぶのは「すべての設定とコンテンツをリセット」
iPhoneを初期化するときに選ぶのは「すべての設定とコンテンツをリセット」です。
「すべての設定をリセット」など他の項目を選択すると一部のデータが残ってしまうので注意しましょう。
なお初期化する方法はこちらが簡潔なのでオススメ。
位置情報とプライバシーをリセット
- 位置情報サービス
- プライバシーの設定
がデフォルトの状態にリセットされます。
ホーム画面のレイアウトをリセット
ホーム画面上のデフォルトでインストールされているアプリが元の配置に戻されます。
後から自分でインストールしたアプリは2ページ目以降に50音順に並びます。
キーボードの変換学習をリセット
キーボード入力中にiPhoneが学習した変換がリセットされます。
勘違いされやすいポイントですが、ユーザー辞書は消えません。
追加した単語のみが消去されます。
ネットワーク設定をリセット
ネットワークに関する設定のみ削除されます。
Wi-Fiに接続できないなどのトラブルに対処するときに利用します。
- 設定したWi-Fiのパスワード
- Bluetoothのペアリング設定
がリセットされます。
なお構成プロファイルで追加されたネットワーク設定はこの画面からリセットされません。
すべての設定をリセット
上記の
- 位置情報とプライバシーをリセット
- ホーム画面のレイアウトをリセット
- キーボードの変換学習をリセット
- ネットワーク設定をリセット
で消去されるデータすべてが「すべての設定をリセット」で消去されます。
加えて
- Apple payなどのWallet情報
- 通知設定
- コントロールセンター設定
- Siri
- TouchIDなどのパスコード設定
- 自動ロックの設定
など、コンテンツやデータ以外ほぼすべて消えると思っていいでしょう。
「すべての設定をリセット」で残るデータは
- Apple ID
- iCloudに紐づくデータ
- メールアカウント情報
- 登録したユーザ辞書
- メモの内容
- Safariで保存したパスワード&クレジットカード情報
- インストールしたアプリ&アプリ内データ
- iCloudの同期設定
- 言語と地域
- その他ダウンロードしたコンテンツ
などです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
iPhoneを初期化するとどうなるかについてまとめてみました。
工場出荷状態に戻すためには「すべての設定とコンテンツをリセット」を選択すればよいでしょう。
これによりほとんどの情報がすっきり削除されますので、実行は慎重に考えてからにしましょう。