iPhone9(iPhone SE2)の値段は399ドル(およそ45,000円)で、3月中順発売という見方が強まってきましたね。
399ドルといえばiPhone9の前身iPhone SEと同じ値段。
同じ値段にもかかわらず順当なスペックアップや、ワイヤレス充電などの(今となっては当たり前の機能となった)新機能も追加される模様です。
とはいえiPhone9のカメラは単眼で、iPhone8と同等スペックとなる予想が有力です。
カメラ性能を重視する人以外、iPhone9は「買い」ではないでしょうか。
iPhone9(iPhone SE2)の価格は399ドルでほぼ確定
iPhone9(iPhone SE2)の価格は399ドルでほぼ確定と見てよいでしょう。
Fast Companyなどのニュースサイトや、これまでに確かなリークの数々を世に出してきたジャーナリストのEvan Blassも同様の見立てで、399ドルというのはライバルとなるGoogleのPixel 3aと同価格です(もっともPixel 3aは現在399ドルより値下げされていますが)。
スマートフォンの高性能化に従い高価格化が進んだ現在、低価格かつ「そこそこ」のスペックを求める人が増えてきました。
iPhone9もそういった層をターゲットにしている製品のため、日本でもPixel 3aより高い値段設定となることはないでしょう。
iPhone9(iPhone SE2)のサイズはiPhone8同等
iPhone9(iPhone SE2)のサイズはiPhone8同等、画面サイズも4.7インチです。
大手メーカーを含む周辺機器メーカーがiPhone8と同一である前提で、すでにケースの予約注文が始まっていることからもかなり確度の高い情報と思われます。
iPhone9のサイズをiPhone8と同等にすることで製造コストや設計コストを下げられるので、道理にもかなっています。
「今のiPhone SEよりもサイズアップするなんて」と残念に思う方も多いかもしれません。
しかし時代の流れとして4.7インチが最小、とAppleが判断したと考えてよいのではないでしょうか。
昨今のアプリやWebページが大画面スマホ向けにデザインされることが多い以上、iPhone SEの画面では今後どんどん窮屈になることが予想されます。
また最近のAppleはAdobeと連携してARの分野に力を入れています。
「最新級のスペックなのに、画面が小さすぎてARを活せない」とならないためにも、ある程度の画面サイズは必要なのでしょうね。
iPhone9(iPhone SE2)のデザインはiPhone8同様|ホームボタン復活
iPhone9(iPhone SE2)のデザインに関してもiPhone8同様、ベゼルあり、丸みありなデザインとなることが予想されています。
個人的にはiPhone12で噂されるような角のあるデザインの方が(購入意欲を)そそるとは思いますが、価格の問題で難しいでしょう。
「ベゼルレスデザインじゃないなんて」と思う方も多いかもしれませんが、iPhone8にあってiPhoneX、11にないものもたくさんあります。
- 小ささ
- 薄さ
- 軽さ
- ホームボタン(←重要)
とくにホームボタンに関してはきちんとTouch ID搭載(第2世代)ということで、Face IDのマスク着用時認証不可問題に悩まされている方には大きなメリットになるでしょう。
またiPhone9の背面デザインはiPhone8と同様のためワイヤレス充電対応と考えられています。
置くだけで充電可能な便利さは、一度味わうと元に戻れませんよね!
またiPhone8との差別点としてiPhone9の背面ガラスがiPhone11のような「すりガラス」が採用される見込みです。
iPhone9(iPhone SE2)のカメラもiPhone8と同じ
iPhone9(iPhone SE2)のカメラもiPhone8同様という見立てが強いようですね。
デュアルカメラやトリプルカメラではなく、また7枚レンズでも無いということで残念に思う方も多いかもしれません。
とはいえiPhone8のカメラでも普段遣いには十二分という話もあり、たまに飯テロ画像をSNSに投稿する程度であればiPhone9+アプリ「foodie」で事足りると思われます。
iPhone8写真
カメラで写真の中に、これを超えるものがあるだろうか。😅#iPhone#ジュエリーアイス pic.twitter.com/J1sIfJ5CWa— akenkoA (@akenkoA) January 4, 2020
「リロ氏はカメラ何を使ってるの?」
iPhone8 です。 pic.twitter.com/Dx069vqpnW
— リロ氏 (@ly_rone) November 10, 2019
iPhone8カメラでもノーマルでここまで張り合えるんだぞ pic.twitter.com/WqThEJdvnf
— おね。 (@CheckTheGames) October 22, 2019
とはいえ光量が少ないシチュエーションは、やはり苦手なようです。
iPhone8のカメラの限界を感じた。11Pro欲しいかも pic.twitter.com/IxdtIITfvf
— くりちゃん (@kurichin_0711) February 20, 2020
iPhone9(iPhone SE2)を買うべきかどうか|買いなひとはどんな人か
それではiPhone9(iPhone SE2)を買うべきなのはどんな人なのか、ざっと列挙します。
- iPhone SEを使っている人
- iPhone7以前を使っている人
- iPhone8を使っていて寿命を感じる人
- iPhoneX以降のサイズ感に違和感が拭えない人
- 新型iPhoneと聞くと居ても立っても居られなくなる人
- 購入を見送ったはずのApple製品がいつのまにか手元にある人
iPhone7以前からの買い替え先としてiPhone9がおすすめ
iPhone SEは4年ほど前の端末。
そろそろiPhone SEはiPhone6sシリーズもろともiOSアップデートが終了する頃合いです。
iPhone7も公式からの販売は終了していることから、「バッテリーも寿命だから買い替えたいけど、X以降のiPhoneはちょっと大きいし重いなあ」という方はiPhone8かiPhone9に買い換えるのがいいでしょう。
またこれから何万円も出して購入する場合、今後のアップデートスパンを考えるとiPhone9に買い換えるのが定石といえます。
iPhone9はiPhone8からの買い替えもおすすめ
iPhone8とiPhone9の違いは外見上背面デザインのみ、中身はSoCとメモリです。
SoCはA11チップ→A13チップへ、メモリは2GB→3GBの見込みです。
現行型のiPadAirやiPad miniがA13チップ+3GB構成で全く同じなので、iPhone9はありとあらゆる用途に十分な性能を発揮すると思われます。
そのため現在iPhone8を使用していて「使用感など特に困っていないけれど、電池などの寿命から買い替えないとなあ」という方はiPhone9がおすすめです。
iPhone9(iPhone SE2)の購入を待つべきな人
iPhone9(iPhone SE2)の購入を待つべきな人は
- 5G対応スマホが欲しい人
- 4.7インチより大画面のスマホでゲームをしていた人
- 「iPhone11のカメラ性能いいな~」って思ってしまったことがある人
- iPhone8を使っていて今とくに困っていることがない人
iPhone9は5G対応の可能性は低いので、5Gが絶対欲しいという人はiPhone12を待ちましょう。
また4.7インチより大画面のスマホでゲームをしていた人も避けたほうが無難です、操作系が変わるので変なストレスが溜まるかもしれません。
とくにPUBGモバイルなど画面サイズ命+競技性の高いゲームの場合、4本指での操作が限界となるので目に見えて勝てなくなります(経験者)。
そしてカメラ性能も比較しはじめるときりがないというか、最高級を求めるしかなくなってしまうので、価格に対して割り切れる人でないとモヤモヤが残ってしまうかもしれません。
iPhone8を現在使っていてあまり困っていない人も、買い替えのメリットは少ないでしょう。
iPhone9(iPhone SE2)の最大のメリットはコスパ|値段とスペックのバランス最強
筆者のiPhone8(筆者撮影)
iPhone9(iPhone SE2)最大のトピックは、フラグシップモデル級のスペックでありながら399ドル(およそ45,000円)で買えるところです。
iPhone9についてまとめると
- 価格:45,000円
- A13チップ+3GB(現行iPad Airと同等)
- 画面サイズ、本体サイズ、デザインはiPhone8相当(iPhone SEより大型化)
- Touch ID搭載(第2世代)
- ワイヤレス充電機能搭載濃厚
- カメラはシングル(性能もiPhone8同等と見られる)
スペックの現代化が著しい一方で、目新しい何かが来るわけではなさそうです。
とはいえ4,5000円のコスパは凄まじく、迷っている人は「とりあえず買って今のiPhoneメルカリにでも出したら幸せになれるのでは?」と思えてしまうくらいオススメです。
なお筆者はiPhone8で困っていない勢なのでめちゃくちゃ悩む、、、iPhone8をメルカリにでも出そうかな、、笑