こんにちは。『アル』です。
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『イオンモバイルとマイネオは正直どっちがおすすめで良いの?プランや特徴などを徹底比較!』
月々のスマホ代金を節約できる事で話題を呼ぶ格安SIM。
総事業者数はとうとう500社を突破し、日本の消費社会にも大分浸透してきた感があります。
その中でも特に勢いが強いのが今回紹介するイオンモバイルとマイネオと呼ばれる格安SIM会社です。
テレビCMや広告を積極的に投入し、多くの方に認知されるまでに至っています。
今回は、そんなイオンモバイルとマイネオの2社に焦点を絞り、徹底的に特徴やプランなどを比較していきましょう。
大手イオングループが運営する『イオンモバイルの特徴』
イオンモバイルの特徴からご紹介・説明していきます。
名前の通り、全国でショッピングモールを展開するイオンが展開する格安SIM。
イオンモバイルは2016年2月より本格的に事業を開始しました。
小売業界を制覇した王者が見せるサービスプランは破格で、通信業界全体に波紋を撒き散らしました。もともと格安SIMは料金が大手キャリア(au,docomo,softbank)に比べ圧倒的に安い代わりに、使い勝手が難しいというデメリットを有しています。
しかし、イオンモバイルでは価格面と共にサービス面も妥協のない選択肢を示す事で、他の格安SIM事業者を寄せつけない大きな強みを持つ事になります。
その一つに、業界最安値とされる1GB480円という圧倒的低価格が挙げられます。
そして、万が一、月のデータ容量が無くなってしまった場合、1GBあたり480円でデータ容量をチャージする事も可能です
他社のチャージ料金が100MBあたり100円のプランが多い事を考えると、520円もお得になる事になります。今のところ、こうした価格面でイオンモバイルに勝る事業者は見当たりません。
また、29種類という豊富なプランを揃えていたり、400を超える全国展開のイオン店舗で直接アフターサポートを受けられる点も見逃せないポイントでしょう。
ユーザーにとって選択肢が多いサービス内容と言えます。
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独自のコミュニティを形成するマイネオの特徴
上記の通り、イオンモバイルが非常にバランスの取れた事業者だったのに対し、マイネオもバランスに優れた格安SIMと言えるでしょう。
2014年に事業スタートと本格展開はイオンモバイルより古株で、ケイオプティコムという企業が運営しています。
関東の方には馴染みの薄い企業かもしれませんが、ケイオプティコムは関西電力の系列企業でイオンと同様、資金力は潤沢で、体力のある企業と言えるでしょう。なぜ、ここで資金力に触れたかは後程紹介していきます。
イオンモバイルに比べて価格も少し高く、プランの数も少なめですが、業界で唯一docomoとauどちらのキャリアにも対応している大きな特徴があります。
更に、マイネ王と呼ばれるユーザー間で交流できる公式コミュニティサイトを展開していたり、知らない人とでもデータ容量を分け合えたりと、もともと実店舗を持たないサービス面の弱みを十分カバーできる独特のシステムを提供します。
価格・月々の料金の安さではマイネオはイオンモバイルには敵わない
さて、ここからは両者の特徴について比較を行っていきましょう。
まず、格安SIMにおいて重要な要素である価格ですが、データのみのプランだとイオンモバイルはなんとマイネオの約半額という月額料金で利用できます。
イオンモバイルとマイネオの料金プラン
【データ専用プラン】
・イオンモバイル:1GB=480円
・マイネオ:1GB=800円
また、通信の他に電話も行える音声機能付きプランでもイオンモバイルが勝ります。
【音声機能付きプラン】
・イオンモバイル:1GB=1280円
・マイネオ:1GB=Dプラン1500円、Aプラン1410円
ただし、イオンモバイルにはデータ専用プランに500MBの選択肢がありません。
マイネオには500MB700円というプランが用意されており、ライトユーザーにとっては一つの選択肢になり得ます。
長期的なサービスを提供するには格安SIM会社の資金力が不可欠!
格安SIM事業者には資金力が欠かせません。
それはメガキャリアから回線を借りているという事情から発生するもの。
メガキャリアは独自で通信設備を有しているため安定的な通信環境を整える事ができます。そこから回線を借りている格安SIM事業者は、回線利用料が安くなる代わりに通勤環境が不安定になるデメリットがあります。
そのため、ひとたび通信回線を利用するユーザーが溢れてしまうと回線がパンクして通信速度が極端に遅くなる事態に陥ります。
特に昼間帯は顕著で、たくさんのユーザーがインターネットを利用する事で、格安スマホは非常に繋がりにくい時間帯と言えるでしょう。
この事態を回避するためにはメガキャリアから借りている回線の容量を増やしていくしかありません。
そこで必要になるのがメガキャリアからの回線を引っ張ってくる資金力!回線の容量をたくさん持つ事で、たくさんのユーザーの利用に対処できる環境が整うのです。
ではイオンモバイルとマイネオ、どちらの方が資金力があるのか。本業の儲けを表す会社の営業利益を比べてみましょう。
・イオン:2015年2月決算時 約1413億円
・ケイオプティコム(マイネオ):2015年3月決算時 約175億円
企業全体の営業利益は約10倍もの開きがある事が分かります。営業利益が増えると、そこから将来の投資に振り向ける資金力が高まる事から重要な数字として認知されています。
ただし、両者の本業がイオンが小売業、ケイオプティコムが通信業という事もあり、営業利益だけでは一概に比較はできませんが、資金力があるという事はそれだけ企業の力も強い事を表しています。
選択肢の多さからあなたの、ユーザーの目的に合ったプランが見つかる!
プランの数だけで言えばイオンモバイルが29種類と、マイネオの14種類の倍近くあり圧倒的に選択肢が多い事が分かります。
しかし、一方でマイネオはauとdocomo両者のキャリアに対応しているという最大のメリットがあります。
イオンモバイルはdocomoのみの対応となります。
実はauやdocomoで購入できる携帯端末にはSIMカードに違いがあり、au用のSIMカードをdocomo用の端末に挿しても利用する事ができません。
格安SIM事業者が発行しているSIMカードには主にau系とdocomo系の2タイプに分かれ、それぞれ使える端末が異なるのです。
しかしマイネオだけはauとdocomo両者のSIMカードを発行する事が可能で、それだけ利用できる端末の数も多くなります。
過去に、auで使っていた古い端末を使う事も、docomoで使っていた古い端末を使う事もできます。
例えば、auからイオンモバイルへ乗り換える場合だと、au時代に使用していた古い端末は使えない事になります。
au端末にはau用のSIMデータが書き換えられており、docomoのSIMカードを発行するイオンモバイルでは非対応なのです。これがいわゆる“SIMロック”と呼ばれるものです。
端末を利用してから6ヶ月経過するとSIMロック解除を行えますが、一手間も二手間もかかる事からマイネオのダブルキャリア対応は非常に大きなメリットと言えます。
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アフターサービスは両者共に優れている
格安スマホは初期設定やAPN設定、使える端末を探したりなど自己責任で行う分、それだけ初心者にとっては難しいと言えます。
そんな時に役立つのが各事業者のサポートサービスです。
イオンモバイルでは全国で展開する系列店約400店舗で直接質問や問い合わせが出来ます。電話やメールでは少し物足りないため、専門スタッフに直に相談できるのは非常に大きなポイントです。
マイネオは実店舗がまだ5店舗しかなく、しかも都市部に集中しています。しかも実店舗は契約について扱っている所が多く、相談や質問に乗ってくれる所が少ないというのが実情です。
ただし、マイネオの場合“マイネ王”という独自のコミュニティサイトを運営しています。ここでは最新の公式情報が発表されるだけでなく、マイネオを利用しているユーザー同士で質問や相談ができたりと実用性に優れた面もあります。
直接店舗に出向く必要もないため、インターネット間で気軽に分からない事を聞くことができるので優れたサービスと言えるでしょう。
イオンモバイルにはこうしたサービスがないため、実店舗サービスを重視するか、ユーザー間のコミュニティを重視するかは各SIMの選びポイントになります。
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優れたデータ共有プランを持つ両者『イオンモバイル・マイネオ』
通信サービスが進化し、データという目に見えない物でも他者間で共有が可能になりました。
イオンモバイルではシェアプランというサービスを展開しており、4GB1780円からプランを提供しています。
ここで契約したデータ容量は最大5枚のSIMカードで分け合う事が可能です。
例えば、家族間で、自分に2GB、奥様に1GB、お子様に1GBなど分け合って使う事も可能です。個々でSIMカードを一枚ずつ契約するよりもお得で、家族皆でイオンモバイルを使う事で月々の料金を節約する事もできます。
マイネオにはシェアプランというサービスは存在しませんが、上記で紹介したマイネ王というサイトにて“フリータンク”というデータ共有サービスを提供しています。
これは、マイネオを利用している人が余った月額データ容量をタンクの中に入れ込んでいき、その中からデータ容量が欲しい人が自由に引き出していきます。
タンクの中に入れる容量や、データを入れるかどうかの選択は、あくまでユーザーの裁量に任せるというオリジナリティに優れたサービスと言えるでしょう。
ユーザーの善意だけでデータが集まるのかと思いますが、実は引きだすよりも入れるデータ量の方が圧倒的に多く、タンクの中は常にTB(テラバイト)を超える容量を確保しています。
月のデータ量を使い過ぎて困っている人は、タンクの中から自由に引き出す事ができるため、お金を払ってチャージをする必要もありません。
このマイネオのフリータンク制度は家族間はもちろん、知らない人同士でも行えるため、大きく開かれた自由性の高いサービスと言えます。
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2年縛りの大手キャリアとは違いイオンモバイル・マイネオは最低利用期間が存在しない
携帯やスマホを利用していて気になる部分が最低利用期間です。
メガキャリアの場合、通常2年に設定されていて自動で更新されるため、ちょうど2年が経過した更新月を逃してしまうと解約するのに手数料が発生します。
多くの格安SIM事業者もこの最低利用期間を設けている場合があり、最低1年という契約が一般的のようです。
しかし、イオンモバイルもマイネオも最低利用期間は存在しません。公式で、契約からいつ解約しても手数料が発生しないと記載されています。
格安スマホは失敗するリスクも高いため、これは大きなメリットと言えるでしょう。
1点だけ注意する部分は、解約はできますがMNP転出に関しては期限が設けられ解約金が発生するという事です。MNPとは、同じ電話番号でそのまま他社に乗り換える事を指しますが、この場合だけイオンモバイルもマイネオも解約金が発生します。
イオンモバイルの場合、契約から180日以内なら8000円、それ以降は3000円。
マイネオは契約から12か月以内なら12420円、それ以降は2160円の転出手数料が発生します。
3ヶ月持てば通常のMNP転出料金になるため、イオンモバイルの方がお得に感じますが、もともとの手数料はマイネオの方が安いという特徴があります。
まとめ
さて、ここまでイオンモバイルとマイネオについて比較を行ってきましたが現段階では甲乙つけがたいという結論が出てきます。
それぞれ方法は違えど、ユーザーに利点の多いサービスを積極的に展開しており、どちらも非常に使い勝手に優れた格安SIMと言わざるをえません。
しかし、価格面の安さでイオンモバイルが若干リードしていると言ってもよいでしょう。
また、今後の事を考えるとイオンモバイルは増々勢いを付ける事が考えられます。既にイオンという既存店を持っており、サービス面を強化しやすい点、また圧倒的な資金力で通信速度の強化も図っていくでしょう。
イオンモバイルはサービス開始以来、“1円SIM”や“半額&割引キャンペーン”など更に価格を下げたプランを積極展開しています。小売企業ならではの販売力も見逃す事はできないでしょう。
ただし、格安SIMの利用目的によっては両者に合う、合わないという相性があるのも事実です。まずは自分は格安SIMに何を求めるのか、どの点を重視するのかを決め、そこから選択していく事が良いと思われます。
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