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イオンモバイルと楽天モバイルの特徴やプラン料金を徹底比較!どっちがおすすめでいいの?

こんにちは。『アル』です。

本日の記事のテーマはこちらについて

『イオンモバイルと楽天モバイルの特徴やプラン料金を徹底比較!どっちがおすすめでいいの?』

イオンモバイルと楽天モバイル、2つの格安SIM事業者を一言で比較するならば
“大人と子供”という表現が相応しいのではないでしょうか。

圧倒的な店舗数と業界最安値を売りにするイオンモバイルは成熟した大人

小売業界の雄が、これでもかと見せつける“本気のサービス”は他社の追随を許しません。圧倒的なサービス力を誇るも、今後の成長力や期待性に欠ける反面も。

一方で、楽天モバイルは店舗数やプランの種類、値段帯はイオンモバイルの足元にも及ばないものの、楽天との相乗効果を狙ったり、コンビニと提携を開始するなど独自のサービスを展開し始めています。

店舗数も今後更に拡大していく事が予想される、楽天モバイルは大きな成長を期待できる子供と表現しても良いでしょう。

今回は、イオンモバイルと楽天モバイルの現状から将来予測まで、今後狙い目となる格安SIM事業者を徹底的に比較検討していきます。

 

 

イオンモバイルの格安SIMの歴史

格安SIMが日本で初めて発表されたのはいつだかご存知でしょうか?おそらく答えを聞くと驚かれる方が多いのではないでしょうか。

なんと格安SIMサービスの始まりは2001年

現在でも活躍する“b-mobile”が格安SIMを先駆けて展開し始めます。この頃はガラケーが主流になりつつあり、着メロや電子メールが脚光を浴びていた時期と重なります。

現在、中学生・高校生のお子さんが生まれた頃にすでに格安SIMは始まっていたという。

メガキャリア(Docomo・au・ソフトバンク)が市場シェアを占めつつある中、格安サービスが注目を集める事はほとんどありませんでした。

ガラケー時代はもともと基本料金が安いため、当然安さを売りにするサービスが現れてもほとんどの人は見向きもしないでしょう。

しかし、2009年頃より流れが変わります。

イオンが格安SIMに参入を発表したのです。全国各地のイオンモールで宣伝を行う事で認知は拡大。

徐々に格安SIMの注目度は高まっていきます。

実は、この頃のイオンは他の格安SIM事業者の代理店という位置づけでした。

本格的な事業に乗り出すのは、それから約5年が経過してからです。2014年、本格的な格安SIM事業者として新生イオンモバイルがスタート。そして、最初からこのメガリテールは本気で市場のトップを狙い持てる力を存分に発揮するのです。

業界最安値の通信料金、イオンリテールを活用したサービス窓口、圧倒的なプラン数、顧客のための最高のユーザビリティなど、他者を寄せつけない圧倒的なサービスを展開。そして、それは現在も継続しています。

初心者にとって少し分かりづらく難しいイメージのある格安SIM。イオンモバイルはバランスの取れたサービスで、初心者にも嬉しい利便性を絶対的に追求しています。

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楽天モバイルの格安SIMの歴史

一方で楽天モバイルはイオンモバイルより早く2014年に既に格安SIMに参入を発表しています。数ある事業者の中では歴史のあるブランドと言ってよいでしょう。

もともと楽天はインターネットサービスを主力としていたため、実店舗でのサービスはまだまだ発展途上です。しかし、インターネットリテールで最上位を争うサービス力は楽天モバイルにも継承されています。

例えば、楽天ポイント獲得制度

月々の通信料金の支払いにつき、どんどん楽天ポイントが貯まる仕組みは他の事業者には見られない独自のサービスです。普段楽天を愛用する方にとっては非常に嬉しい制度の一つでしょう。

また、ネット検索に独特の仕組みを施し、“白ロム”と呼ばれる中古スマホを公式ホームページから簡単に探せるようになっています。

楽天ショップとも連携し、検索した白ロムは直接店舗ページから詳細を確認したり、購入までできます。

格安SIMでは中古のスマホを活用して、月々の料金を更に節約できるため、ユーザーにとって非常に利便性の高いサービスと言えます。

イオンモバイル、楽天モバイルともにメリットもあればデメリットもありますが、基本的なシステムや特徴、性能、サービス面でそれぞれ比較をしていきましょう。

 

 

イオンモバイルと楽天モバイルの料金や価格の安さではどちらが上?

イオンモバイルは29種類ものプランを抱え、一番安い“1GBデータプラン”はなんと480円という業界最安値を記録

一方、楽天モバイルは最低でも“3.1GBデータプラン”からスタートで月額900円

3.1GBに対し900円は決して高い料金ではないですが、それ以下のデータ容量が選べず、ライトユーザーにとっては選択肢を絞る結果となっています。

ちなみに楽天モバイルには“ベーシックプラン”という最安値料金の選択肢もありますが、こちらは通信速度が最大で200kbpsという、通常のウェブサイトも見れないぐらい低速度なのでインターネットをする方には不向きです。

そのため、ここでは除外させて頂きます。

豊富なメニューでユーザーにたくさんの選択肢を与え、しかも各プランの月額料金が安いという事もあり、価格面ではイオンモバイルに軍配があがりました。

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イオンモバイルと楽天モバイルのサービス力はどちらがいい?

サービス力というと少し曖昧ですが、トラブルや困った時にどう対処してくれるかを測るサポート体制の充実度から比較ができるでしょう。

まずは“困った時にどのように対応してもらえるか”ですが、メールと電話での対応はイオンモバイルも楽天モバイルもどちらも対応しています。

人気のある格安SIMなので、正直どちらも繋がりは悪いです。

回答を得るために待つ時間は、肌感覚ではメールで2~3日電話が繋がるまで10分~20分というのは当たり前のようです。これはメガキャリアにも見られる課題ですね。

 

イオンモバイルの困った時のサポート体制

イオンモバイルでは通常のカスタマーセンターに電話すると、契約の説明や初歩的な質問などには答えてくれますが、技術的・専門的な事象に対しては“イオンスマホ電話サポート”という月額300円の有料オプションを取ります。

その代わり、遠隔共有操作という技術で、非対面でも確実迅速に問題を解決してくれます。この遠隔操作は他の格安SIMでは珍しいサービスのため、余計な説明を省いたり時間短縮効果が期待できるでしょう。

イオンモバイルでは全国各地のイオンショッピングセンター内に専用のブースを設け、その中で質問や対応を承っています。現在、ブースを展開する数はなんと400店舗以上

しかも年々増加傾向にあり、都市部から地方まで各地でサポート体制を充実させています。自宅から近いイオンでトラブルが簡単に解決できるのは大きな魅力です。

 

楽天モバイルの困った時のサポート体制

楽天モバイルでは電話とメール対応の他にチャットでの問い合わせにも対応しています。

チャットは文字にすると伝えやすく、更にリアルタイムで質問ができる事から電話とメールの良い部分を兼ね備えています。しかし、こちらも回線の混み具合に影響され決して繋がりやすいとは言えません。

格安スマホは、通常のメガキャリアで契約するスマホと異なり初期設定が必要だったり、APN設定やMNPなど自己責任で行う作業が非常に多い事に特徴があります。そのため、初心者の方は方法が分からず途方に暮れる事も多く、電話やメール以外のサポート体制も求められます。

楽天モバイルも実店舗を増やしていますがいまだ7店舗と限られ、しかも都市部に集中しているというデメリットもあります。

しかも店舗は契約に関わる内容を主軸としており、トラブルや困った場合の質問には前向きに対応していないようです。

ただし、ローソンと提携するなどコンビニの店頭でSIMカードを受け取れるよう独自サービスを展開するなど、今後の拡大によってますますサービス力は増していくと思われます。

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イオンモバイルと楽天モバイルの動作確認済みの端末の多さはどっち?

スマホ、タブレット含め、既に2017年6月までに動作が確認できた端末数は楽天モバイルが約280イオンモバイルが約240で、楽天モバイルの方が若干多い事が分かります。

ただ、公式サイトで確認できる動作確認端末は、専用のSIMカードを挿して必ずしも万全に動くというものではなく、あくまでも目安のようです。

サイト上で確認できない端末も当然動く可能性はありますが、掲載されていないという事はそれなりの理由があるとも考えるべきでしょう。

この動作確認済み端末を調べずに、SIMカードを端末に挿し、全く動かないという場合、契約は取り消せませんので、必ず購入前に自分の端末が一覧にあるか、また正常に動作確認が取れているかはチェックしておく事をおすすめします。

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両者の通信速度は実際どちらが速いの?

実際に“Speedtest.net”という速度実証サイトにて確認した数字です。では、それぞれの実際の通信速度の安定度を比較してみましょう。

格安SIMの場合、メガキャリアから回線を借りているので、回線の混み具合が直接的に速度に影響します。

特に、最も込み合う昼間帯はどの事業者もかなり遅くなる事が一般的とされます。

イオンモバイル


朝……平均35.9Mbps

 


昼……平均0.47Mbps

 


夜……平均16.5Mbps

 

楽天モバイル


朝……平均36.5Mbps
昼……平均18.4Mbps
夜……平均22.1Mbps

朝の時間帯はどちらもほぼ同じです。

問題は昼間帯で、イオンモバイルの繋がりにくさが一目で分かります。楽天モバイルは全事業者の中でも高位に位置するだけあり、昼間でも安定的な速度を維持している事が分かります。

価格やサービス面などオールマイティなイオンモバイルですが、通信速度の悪さに唯一の改善点が存在すると言ってもよいでしょう。

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他者への乗り換えの自由さ

メガキャリアでは2年縛りという言葉が作られるほど、最低利用期間が大きなネックポイントとなっていました。

格安SIMでも最低利用期間や解約金を設けている事業者は多く、最低でも1年は保持しないと解約金が発生するケースが多々あります。

しかし、イオンモバイルでは最低利用期間も解約金も発生しません。

楽天モバイルも実は同じように縛りはありませんが、それはデータのみ契約の場合だけで、通話SIM契約の場合、最低12か月それ未満の解約は9,800円の手数料が発生します。

最低利用期間や解約金がないほど、気軽に他社に乗り換えれる事に繋がり、自己責任の範疇が広い格安SIMは失敗も多い事から、いつでも乗り換えができるイオンモバイルは非常にお手軽な存在と言えるでしょう。ただし、MNP転出にあたる手数料は発生するので気を付けましょう。

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独自サービスのお得さ

楽天モバイルには、月々の通信量の支払いを楽天ポイントに還元できるサービスがあり、普段から楽天ショップを利用する方にとって大きなメリットとなります。

また、申し込んだ初月は月額基本料がタダになるため、短期的なお得感は楽天モバイルの方が高いと言えます。

一方、イオンモバイルは独自にシェアプランというサービスを展開しています。

こちらは、一つ契約で最大5枚までSIMカードを申し込む事ができ、その枚数間でデータ容量を分け合える事ができます。

個人情報提供が一回で済み、なおかつ家族間でデータを分け合え、月々の支払いも安くなる事から、長く使えば使うほどどんどんお得になっていく方法と言えるでしょう。

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まとめ

上記のように、今のところ、様々な観点からイオンモバイルの総合力に軍配があがると言っても過言ではないでしょう。それだけ“本気のイオン”の力はすさまじく、他社を凌駕しています。

しかし、インターネットなどデータ通信の繋がりにくさなど課題を有している点も見逃せない大きなポイントです。

また、ユニークなアイデアとサービスを徐々に展開し、虎視眈々とシェアナンバーワンを狙う楽天の今後も気になります。通信業界の動向は速く、これからも両社の動き方には注目が集まります。

各社、格安SIM事業者はメリット、デメリットが鮮明に分かれているのが現状で、新しくスマホを選ぶ際、自分がどのポイントを重視するかが大切となってきます。

安さを取るか、通信速度を取るか、それともアフターサービスか。上記で取り上げた二つの格安SIMの特徴からベストなブランド選定ができればと思います。

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