オフィスで仕事をしていて、みんなのiPhoneから一斉に緊急地震速報が鳴っているのに、自分のiPhoneだけ鳴らないことってありませんか?
iPhoneで緊急地震速報をはじめとする緊急速報が鳴らないとき、
- 緊急速報が解除された設定になっている
- 緊急速報が来る条件から外れている
のどちらかです。
順番に説明していこうと思います。
iPhoneで緊急地震速報が鳴るように設定する方法
iPhoneに緊急地震速報が鳴らないとき、まずは緊急速報が解除されていないかチェックしましょう。

「設定アプリ→通知」と進み、通知ページの一番下「緊急速報」を確認。

もしOFFになっていればONにしましょう。
iPhone 4S以降のiPhoneですべての緊急速報に対応
iPhone 4S以降のiPhoneでは、すべての緊急速報に対応しています。
すべての緊急速報とは
- 緊急地震速報
- 津波警報
- 災害・避難情報
- 洪水情報
- 特別警報
です。
iPhone4では
- 緊急地震速報
- 津波警報
- 特別警報
に対応しています。
緊急速報が鳴る条件
緊急速報の内容・速報が鳴る条件を確認しましょう。
緊急地震速報が鳴る条件
震度5弱以上の地震発生の時、震度4以上と予想される地域に向けて発表されます。
津波警報が鳴る条件
- 大津波警報
- 津波警報
- 津波注意報
が地震発生後約3分を目処に発表されます。
災害・避難情報が鳴る条件
国に対する外部からの武力攻撃や大規模テロなどが迫っているとき、または発生したときです。
いわゆるJアラートも含まれます。
洪水情報が鳴る条件
指定河川洪水予報の氾濫危険情報や氾濫発生情報が発表された場合。
流域住民の避難を促進する目的で配信されます。
緊急速報が鳴らない条件
緊急速報が鳴らない条件としては以下のとおりです。
- ネットワークに障害が発生した場合
- iPhoneの電源がOFFの場合
- 「圏外」のとき、もしくは電波状態が悪い場合
- 音声電話中
- TVコール中
- 国際ローミング中
- 安心遠隔ロック中
- 機内モード中
その他の個別の条件は以下のとおりです。
緊急地震速報が鳴らない条件
- 気象庁が震度を誤ったなど、気象庁が情報を配信できなかった場合
- 震度4以上の地域にあるiPhoneが、それ以外の地域にある基地局の電波を受信してしまった場合
津波警報が鳴らない条件
- 気象庁から大津波・津波警報が発表されなかった場合
- 気象庁から津波注意報のみ発表の場合
災害・避難情報が鳴らない条件
- 国・自治体が情報を配信できなかった場合
- iPhoneが配信対象の地域以外ではない、隣接にある基地局の電波を受信してしまった場合
洪水情報が鳴らない条件
国土交通省から提供される「洪水情報」が発表されなかった場合。
緊急速報の通知を逃さないための方法
緊急速報の通知を逃さないための方法として有効な方法はアプリを併用することです。
オススメはヤフーの防災情報アプリ。
- 通知を受け取る地域を選択できる
- マナーモードに対応している
という点から使いやすくなっています。
Yahoo!防災速報の使い方
▼まずはAppStoreからダウンロードします
▼いきなりプッシュ通知設定です

▼ここで「マナーモードでも鳴らす」をONにすると、もともとの緊急速報同様にマナーモードでもMax音量の通知が炸裂します。
マナーモードに対応させたい方は設定せずに進みましょう。

▼現在位置による緊急速報が適用されます。
もともとの緊急速報のバックアップとして利用するなら設定してもよいですし、通知を受け取る場所を固定するためにアプリをダウンロードした方はここは無理に設定する必要はありません。

▼受け取る通知を固定したい方は地域の設定もどうぞ

緊急速報の履歴を見る方法
iPhoneのもともとの緊急速報では通知バーから削除すると履歴を確認が不可能でした。
しかしYahoo防災情報を利用すると緊急速報の履歴が確認可能です。
▼アプリを開くとこの画面なので「通知履歴」をタップ

▼全国の通知を表示するかどうかはアプリ内「設定」から選択可能です。

設定ではプッシュする情報を個別に選べるので、欲しい通知をカスタマイズしましょう。
まとめ
iPhoneで緊急地震速報が鳴らないときの設定の見直し方法と、代替アプリの紹介をしました。
いざというときに鳴らなかったら生命に関わますので、はやめに自分のiPhoneの設定を確認しておきましょう。