2019年9月20日、『iOS13』がリリースされました。
新型iPhoneだけでなくiPhone 6sやiPhone SEなどにも対応しており、いろんな便利機能が搭載されています。
今回は、そんなiOS13の注目の新機能を10つ紹介します。
使い勝手と安全性が格段にアップしたiOS13
iOS13は、ホーム画面だけを見れば前回のiOS12と大きな変化はないように思えますが、ダークモードやデータ通信の節約などいろんな新機能が追加され操作性が大きく向上しました。
まだiOS13にアップデートしていない人は、ここで紹介する注目の機能を参考にしてください。
iOS13の対応機種
iPhone 5sとiPhone 6は今回のiOS13から対象外になりました。
- iPhone XS / XS Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8 / 8 Plus
- iPhone 7 / 7 Plus
- iPhone 6s / 6s Plus
- iPhone SE
- iPod touch (第7世代)
iOS13の新機能10つ
いろんな機能が追加されましたが、ここではその中でも特に注目したいものをピックアップしました。
その1：ダークモード
今回のiOS13の最大の目玉とも言える『ダークモード』。
ダークモードでは、iPhone画面全体のデザインを暗めのトーンに変更できます。
目への負担を減らすだけでなく有機EL搭載を搭載するiPhone XSなどではバッテリーの節約にもつながります。
ダークモードに切り替える方法は3つ。
「設定」から切り替える
「設定」を開く→「画面表示と明るさ」をタップ→「ダーク」にチェック
これだけで簡単にダークモードに切り替わります。
コントロールセンターから切り替える
コントロールセンターを開く→「明るさ調整」部分を長押し→画面下にある「ダークモード」をタップ
自動で切り替わるようにする
自動で切り替わるように設定しておくと、わざわざ自分で切り替える必要がなくなります。
「設定」を開く→「画面表示と明るさ」をタップ→「オプション」をタップ→「日の入りから日の出まで」or「カスタムスケジュール」を選択
カスタムスケジュールなら自分の好みの時間で設定できます。
夜寝る前など夜から朝にかけてダークモードに設定しておくと目にもバッテリーにも優しいです。
ダークモードはSafariやメモ、リマインダーなどあらゆるアプリに対応しています。
iOS 13.0になって変わりまくったよね
ダークモードがすごく好き〜〜
見てこのiPhoneのメモ、質感がはなまる💯 pic.twitter.com/I4fShawDNH— ぴこまる｜HYPEたまアリDay1🙏🏻🌾 (@picomaru_YK_08) September 22, 2019
その2：マップアプリの機能向上
Appleが提供する『マップアプリ』も使いやすくなりました。
Googleマップのストリートビューみたいな機能が追加され、Appleが自社で撮影した情報が活用されます。
アメリカでは2019年後半から、日本などその他の地域では2020年以降に対応する予定です。
ios13のマップすご
超リアルじゃんw pic.twitter.com/9v67xgtFF3— エーテル (@George_Samidare) September 28, 2019
その3：AirPodsとの連携
iOS13には『Announce Messages（アナウンス・メッセージ）』という機能が追加されました。
これはAirPodsをつけている時にメッセージを受信するとSiriがその内容を読んでくれるという機能です。
返信したい場合は話すと文章にしてくれます。
自転車や車に乗っている時など手が離せない時に電話のような感じでやりとりができるのでとても便利です。
その4：省データモード
省データモードをオンにするとモバイル通信やWi-Fiのデータ通信量を節約できます。
写真アプリの同期やアプリの自動アップデートなどの自動通信がストップされ、月の終わりにいつも通信制限にかかるという人は省データモードをうまく活用したいです。
設定方法は、モバイル通信の場合「設定」を開く→「モバイル通信」をタップ→「通信のオプション」をタップ→「省データモード」をオン
Wi-Fi通信の場合、「設定」を開く→「Wi-Fi」をタップ→設定したいWi-Fiの右にある「i」をタップ→「省データモード」をオンにするだけ。
その5：Safariでフルページキャプチャが可能に
これまでサードパーティ製のアプリを使わなければいけなかったWebページ全体のキャプチャがiOS13では標準でできるようになりました。
また、撮影した画面にはペンで注釈などを書き込むことも可能です。
その6：知らない番号からの着信をブロック
地味な新機能ですが、結構便利なのが非通知設定の番号や連絡先に入っていない番号を自動的に留守番電話に転送する機能です。
知り合いからの電話だけを受け取りたいという人に便利な機能です。
設定方法は、「設定」を開く→「電話」をタップ→「不明な発信者を消音」をオンにするだけです。
その7：ゲーム好きに！Apple Arcade
AppleArcadeやばいwwwww
これまじで全員入るべきだろ pic.twitter.com/eK92QlsQuk— やっくん (@naopinionpripri) September 17, 2019
Apple Arcadeでは、月額600円でゲームがプレイし放題になります。
PlayStation4やXbox OneのコントローラーをiPhoneに接続してゲームを楽しむこともでき、ゲーム好きにたまらない機能になります。
たった月額600円(税別)で利用できるNetflixやApple Musicなどのようなサブスクリプションサービスです。
初回登録時は1ヶ月の無料トライアルもついています。
現在は約70本以上のゲームが対応していますが、今後2019年秋以降には100本以上になるようです。
対応機種は、Androidには対応していなくiPhone、iPad、Mac、Apple TVなどApple製品のみです。
その8：WebページにFace IDやTouch IDでログイン可能！Sign In with Apple
Webページにログインする際、通常そのサービスのログインIDやパスワードの入力が求められますが、iOS13ではFace IDやTouch IDでログインできるようになりました。
この『Sign In with Apple』は全てのアプリ開発者に義務付けられます。
その他、アプリ起動時の位置情報サービスの許可に「一度だけ許可」が加えられました。必要な時以外は位置情報をシェアしたくないという場合に便利な機能です。
その9：ファイル機能の強化
ファイルアプリではZIPファイルの圧縮と解凍に対応しました。
Safariでダウンロードしたファイルやメール添付のファイルなどを一つのダウンロードファイルにまとめられるようになるなど、ファイルの管理機能が格段にアップしました。
新規フォルダの作成や外部サーバーへの接続の機能も追加されています。
その10：『iPhoneを探す』機能がオフラインに対応
iOS13では『iPhoneを探す』→『探す』という名前に変更され、オフラインでも探せられるようになりました。
アプリにiPhoneの紛失を知らせると、近くにある別のAppleユーザーのデバイスが紛失したものからBluetooth信号をキャッチし位置情報を教えてくれます。
インターネット通信がなくてもそこを通りすがった人のデバイスがiPhoneを検知してくるのでより便利になりました。
まとめ
いかがでしたか？今日は、iOS13の新機能についてでした。
ここで紹介した他にもたくさんの機能が追加されています。
より使いやすく安全性もアップしたiOS13、まだアップデートしていないという人はぜひやってみてください。
