先日iOS13がリリースされましたね。
年に1回の大型アップデートであるため、そのアップデート内容も多く、どれくらいの時間や容量が必要なのか、不安に思っておられる方も多いと思います。
今回はそんなアップデートを躊躇されている方向けに、私がサブ端末をiOS13にアップデートした時のやり方をシェアさせていただこうと思います。
- iOS13へのアップデートの方法は?
- iOS13のアップデートにどれくらいのHDD容量が必要なの?
- iOS13のアップデートにどれくらい時間がかかるの?
iOS13のアップデート内容については以下の記事をご覧ください。
iOS13へのアップデートの方法は?
iPhoneアップデートへの方法は大きく2通りあります。
一つ目は、iPhoneだけを使ってアップデートする方法。
二つ目は、iTunesを使ってアップデートをする方法。
iPhoneだけを使ってアップデートする方法も良いのですが、
今回のような大型アップデートの場合、アップデートデータだけでもかなりの容量を必要とします。
容量が足りない場合、途中で容量不足によるエラーになってしまいますので、そういった方はiTunesを使ったアップデート方法がおすすめです。
私も今回はiTunesを使ってアップデートをしましたので、その方法をご紹介したいと思います。
iOS13へのアップデートに必要な容量は?
今回のiOS13の場合、私の環境では3.86GBを必要としました。
大容量のiPhoneを使っておられる方は何も問題ないかもしれませんが、もともとの端末の容量が少ないうえに、画像や音楽やアプリで容量を使い切っている方は、3.86GBを確保することが困難だと思います。
そのため、PCを使ってiTunesを使ったやり方がおすすめです。
iOS13へのアップデート時の注意点
それではiTunesを使ってiOS13へアップデートしていこうと思いますが、その前に何点か注意点があります。
①バックアップを取得しましょう
今回は上記でも述べた通り、大型アップデートですので、少なからずアップデートによってトラブルが発生する可能性があります。
そのためにまずはiPhoneのバックアップを取得しておきましょう。
iPhoneのバックアップもiTunesで取得することができます。
また、iPhoneのバックアップはとても容量が必要ですので、iPhoneのバックアップを外付けHDDへ保存するのがおすすめです。これに関してはまた別途記事を書こうと思います。
②iTunesも最新にしておきましょう
最新のiOSへアップデートする場合は、iTunesも最新にアップデートしておきましょう。
やり方はとても簡単です。
iTunesを開くと下記のように「新しいバージョンのiTunesを利用できます。今すぐダウンロードしますか?」と聞いてきますので、「iTunesをダウンロード」を選択するとアップデートが始まります。
もしも、上記の画面で「ダウンロードしない」を選択した場合でも、下記からもう一度上記のダイアログを表示することができます。
「iTunesをダウンロード」を選択すると、下記のような「Apple Software Update」のウィンドウが立ち上がってきますので、iTunesにチェックが入っていることを確認し、「1項目アップデート」を選択しましょう。
するとiTunesのアップデートが始まります。
アップデートが完了すると、PCの再起動を促すダイアログがでてきますので、それに従ってPCの再起動をしましょう。
これでiTunesのアップデートは完了です。
③iOS13へのアップデート対象端末かどうか確認しておきましょう
これは当然ですが、iOS13へのアップデートが可能な端末が限定されていますので、自分の端末がアップデート対象かどうか、事前に確認をしておきましょう。
下記が公式で発表されている対象端末になります。
iPhone 11 | iPhone 8 Pro |
iPhone 11 Pro | iPhone 7 |
iPhone 11 Pro Max | iPhone 7 Pro |
iPhone XS | iPhone 6S |
iPhone XS Max | iPhone 6S Pro |
iPhone XR | iPhone SE |
iPhone X | iPad touch(第7世代) |
iPhone 8 |
残念ながら上記の対象端末一覧に列挙されていない場合、iOS13へアップデートすることはできません。
ただ、iOS13へアップデートできない端末向けにiOS12.4.2がリリースされております。
こちらはセキュリティ関連の不具合のアップデートがされていますので、iOS13へアップデートできない端末をお持ちの方は、早めにiOS12.4.2にアップデートされることをお勧めします。
④時間があるときに作業しましょう
アップデートの際に何かトラブルが発生することも見越して、時間を確保できるときに実施しましょう。
アップデート中はiPhoneをPCに接続しておく必要があります。その間外出する必要がある場合は、家にiPhoneを置いていく必要がありますので、何かと不便です。
またトラブル発生時は、PCでいろいろと情報を調べたり、何か足りないものがあった場合はインストールするなど、作業時間がかかります。
何事も余裕をもって行いましょう。
iTunesを使ってiOS13へアップデート
それではこれまでで準備は整いましたので、iOS13へアップデートしましょう。
iPhoneアップデート手順詳細
アップデート手順といっても、そこまで複雑な作業はありません。
どちらかというとアップデートの時間がかかるというのがつらいだけです。
それではまずはWindowsのPCでiTunesを起動します。
そして、iPhoneをUSBケーブルを使ってPCと接続しましょう。
もしかすると下記のような「このコンピュータがこのiPhone上の情報にアクセスするのを許可しますか?」というメッセージが表示されるかもしれませんが、迷わず「続ける」を選択しましょう。
そうすると私の場合は、iTunesが自動的にiPhoneのバージョンが古いことを検出して、以下のように「iPhone用のソフトウェアの最新バージョンがあります。今すぐダウンロードしてiPhoneをアップデートしますか?」と聞いてきてくれました。
選択肢として、「ダウンロードしてアップデート」と「ダウンロードのみ」とありますが、その名前の通り、iOS13の更新データをダウンロードして、iPhoneをアップデートするのか、もしくはiOS13の更新データをダウンロードするだけで、iPhoneへの適用は後で行うのかを選択することとなります。
今回は、iPhoneをすぐにアップデートしたいので、「ダウンロードしてアップデート」を選択します。
すると下記のような規約に同意するかどうかのウィンドウが出てきますので、迷わず「次へ」を選択します。
すると静かにiOS13の更新データのダウンロードが始まります。
途中でiPhone側でパスワード入力が求められることがありますので、求められたら素直にパスワード入力をしましょう。
ダウンロード進捗状況の確認方法
iTunes上は、ぱっとみは作業しているのかどうかわからない状況ですが、右上のほうにある下向きの矢印のボタンを押してみると、
「ダウンロード」という表示があり、「iPhoneソフトウェアアップデート」と書かれた項目があり、進捗状況が分かります。
私の環境の場合、iOS13の更新データの容量が3.86GB、ダウンロードにかかった時間が30分ほどでした。
(あと44分と書かれていますが、実際には加速して15分くらいしかかかりませんでした。)
3.86GBをどれくらいの速度でダウンロードできるかはネットワークの状況に依存しますので、ネットワークが込み合っている場合は、かなりの時間がかかるのではないでしょうか。
インストールの実施
ダウンロードが終わると、自動的にiPhoneへのインストールが始まります。
iPhoneにアップルマークが表示されて、進捗を示すバーが表示されます。
これが表示されている間はiPhoneを触ることができません。
下手に触ってインストールが失敗するようなことがないようにしましょう。
インストールが完了すると、以下の画面になります。
この画面が表示されたら、後は画面に表示される指示通りにiPhoneを操作していくのみです。
特に特殊な選択をするようなことはなく、次へ次へとしていけば問題ありませんでした。
iOS13のインストールにかかった時間は?
私の場合、iPhoneのインストールにかかった時間(ダウンロードの時間を含まず)は約30分ほどでした。
メジャーアップデートのためもっと時間がかかるかと思いましたが、それほど大した時間ではありませんでした。
トータルの時間は以下になります。
- iTunesのアップデート時間:10分
- iOS13のダウンロード時間:30分
- iOS13のインストール時間:30分
あくまで私の環境での時間ですので、ネットワークの状況によっても大きく左右されますので、参考程度としてください。
今回は1時間10分で終わりましたが、やはり時間があるときにゆっくりやるべきですね。
iOS13に対するSNSでの反応
私の場合、iOS13にアップデートして特に気になる不具合や問題はありませんでしたが、SNSなどを見るといくつか不具合があったり、
普段使っているアプリが動かなくなったりするなど、トラブルが発生しているようです。
昨日iOS13.1.3にアプデしたけど・・
リマインダーや、アクセシビリティでズーム機能をOFFにしてもまだ「ズームオン」って度々表示されたりする不具合が直ってない。。
iOS 13になって良かったんがダークモードだけだわ…。
正直iOS12系に戻したい。。#iOS13不具合— 徒珈然琲 (@DS5R8RSiKCaiCP8) October 17, 2019
ios13勝手にアップデートされてたけど
昨日までの受信メール全部送信者なしになってるんだけど、ほんとに困る。大事なメールもあったのにわかんなくなった。アップデート今回絶対しない方がいいと思う。#iOS13不具合 pic.twitter.com/IWrq7okRdH— なっちゃむ は ユニゾン仙台 (@ntm_akr_uw) October 16, 2019
iPhone7のモバイルデータ通信障害になるのiOS13.1.2もしくはiOS13.1.3にアップデートしたからみたい😭
不具合起きる対象モデルの型番に当てはまってるから無料で交換・修理してくれるみたいだけど、WiFi環境じゃないと使えないの不便😭 pic.twitter.com/5PKqCSusO9— 🦒シンギ🦁 (@heros944) October 20, 2019
やはりワイだけじゃなかったー
iPhone最新にアプデしてから通信がおかしい!!
電波マークゼロだし、こっちから電話かけれない❌
Wi-FiがあるからLINE電話はできるけど#iOS13不具合 pic.twitter.com/XeRq5T4gkP
— 鈴木裕美子すずゆみ🍺 (@suzuyumiko) October 19, 2019
この前起きたら勝手にiosアップデートされてて、それ以降バッテリーの減り速度が激しい🔋充電したらすごく熱くなってるし、、、自動アップデートオンになってたの気付いた時には時すでに遅し🤷🏻♀️#iOS13不具合 #iOS1312 #iPhoneSE
— sayuline (@sayuline) October 14, 2019
なかなかつらい不具合が多そうですね。。。
特にモバイルデータ通信がつながらない系の不具合はきついですね。
早く不具合が解消されて、快適なiPhoneライフが遅れることを望みます。
まとめ
今回はメジャーアップデートであるiOS13へのアップデート方法について紹介しました。
WindowsでiTunesを使ってアップデートする場合は参考になると思います。
そして気になるアップデートに必要なHDD容量と時間ですが、
- HDD容量:3.86GB
- トータル時間:1時間10分
ということが分かりました。
私の環境での状況ですので、あくまで参考程度としていただければと思います。