「なんか声遠くない!?」通話中に言われたことはありませんか?
このページではiPhoneのマイク位置と、声が小さいと言われた時に試すことを紹介します。
スピーカーモードで「声が小さい」と言われたときはワイヤレスイヤホンの利用もおすすめですよ!
iPhoneのマイクは3箇所!それぞれ役割が違う
マイクの位置は3箇所に分散しています。
- 本体下
- 上部スピーカー近く
- 本体裏側のフロントカメラ近く
iPhoneであれば全世代でほぼ共通です。
iPhone8での実機の写真で確認してみましょう。
本体下のスピーカーは主に通話用に使われます。
通話と言ってもハンズフリーではなく、手に持って通話するときです。
ちなみにLinghtning端子の真横にある星形の穴をさしてスピーカーと言っているサイトもありますが、これはタダのねじです。
専用のドライバーでしか緩められないようになっています。
上部スピーカーは主にノイズキャンセリングの集音用です。
背面カメラの横にあるスピーカーは動画撮影やボイスレコーダーなどの「広く音声を取りたい」ときのスピーカーです。
またノイズキャンセリングの集音も兼ねています。
通話中「声が小さい」と言われた時試すこと
マイクの位置が確認できたので、ここからは「声が小さい」と言われたときの対処方法を紹介します。
手に持っている時ならスピーカーの埃を取る
手に持って通話している時に「声が小さいのだけど」と言われるときは
- スピーカーにホコリが詰まっている
ことが原因と考えられます。
3つのスピーカーすべてを掃除しましょう。
声を拾うスピーカーが詰まっていては声が拾えなくなるのはいうまでもありません。
またノイズキャンセリング用のスピーカーも詰まることによりノイズが小さくiPhoneに伝えられるため、やはりノイズが乗りやすくなります。
掃除の仕方としては歯ブラシ+エアーダスターが有効です。
エアーダスターは100均で手動のものも売られていますが、作業効率としてはスプレー缶の方が捗りますよ。
ちなみにこの方法はマイクだけではなく、ヘッドフォンの穴などにも有効です。
ハンズフリー通話では画面を下にしてみる
ハンズフリー通話で「声が遠い」と言われたときにも、掃除は有効です。
しかしハンズフリー通話では裏側のマイクが上に向くように、画面を下に置いて通話してみましょう。
とくにケースをつけているとき下を向けてiPhoneを置くと、カメラを含めたマイクの部分は塞がれてしまってこもった音になりがちです。
カメラを上にして置くことで今まで塞がれていたマイク周りが目に見える状態になるため、相手も聞き取りやすくなるはずです。
ワイヤレスイヤホンでのハンズフリー通話もオススメ
とはいえハンズフリー通話の場合はどうしてもiPhone本体から距離ができてしまうことはありますよね。
そんな時にはワイヤレスイヤホンがおすすめです。
ワイヤレスイヤホンを使うことによって
- どこに行ってもマイクとの距離を一定に保てる
- 電話中の動きが制限されない
- 電話がかかってきた時にもiPhoneを触ることなくイヤホンで対応可能
と、まさにメリットだらけです。
AirPods
(出典:Amazon商品ページより)
皆さんご存知AirPods。
簡単には手が出ないお値段ですが、それだけあって耳にかけた感じの自然さや電話時の声の聞きやすさや相手への伝わりやすさはピカイチです。
私も愛用していたのですが、自然なかけ心地すぎていつの間にか無くしてしまっていました、、、
上位モデルとしてAirPodsProも発売されていてめちゃくちゃ評判もいいのですが、やはりずっとつけていると疲れるという声もあるのでProではない方をチョイスしました。
AirPodsはマジで疲れませんよ!
骨伝導式イヤホン
こちらはランニングなどの運動にも十分耐える装着感のワイヤレスイヤホンです。
私はこちらを購入して筋トレやランニングの時に使っていますが、なかなか快適ですし相手にも声はよく聞こえるようです。
しかし骨伝導とはいえ使ってみると事実上耳の横でスピーカーが鳴っているというのが正しい状態なので、公共交通機関ではあまり使わない方が賢明と感じました。
音声ダダ漏れですしね。
自宅でのバンズフリー用途としては十分。
ただ充電がMicroUSBなので、充電ケーブルを持っていない方はご注意ください。
SENZER Q20 Pro
AirPods亡き後を引き継いだのがこのSENZER Q20 Pro。
ほとんど AirPodsと同じコンセプトで同じように使えます。
でも値段は1/4〜1/5と破格です笑
音質もほぼ一緒。
しかも充電はUSBタイプCなのがめちゃくちゃありがたいポイントです。
有象無象の「AirPodsもどき」がAmazonなどで大量に出回っていますが、この価格帯ではどれもこれも充電がMicroUSBなので本当に見掛け倒しなんですよね、、
しかしこの商品はタイプC。
MacもiPad ProもUSBタイプCのこのご時世、iPhoneもいつタイプCになってもおかしくありません。
仮に今ケーブルを持っていなかったとしても、この機会に一本くらい買ってもいいかもしれませんよ。
弱点を上げるとするなら、運動には向かないというところでしょうか。
耳に引っかかっているだけなので、落ちやすいのです。
とはいえ耳への収まりを良くするアタッチメントも同封されていて、運動するときに取りつけることにより落ちやすさは大幅に改善します。
しかし今度はアタッチメント付きでは充電器で充電できないというトラップが、、
使う度アタッチメントの取り外しをしなくてはならないがちょっと残念。
私は「運動時には骨伝導イヤホン」と決めて、使い分けています。